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コンサルティングの現場から 〜中小企業の社長へ Vol.1

愛知県支部協会正会員
 篠田 康人
 仕事柄、中小企業の社長様と接する機会が多い。一口に社長と言っても、様々な考え方を持ち、千差万別の経営をしておられる。そういった社長様の企業経営に対する想いを聞かせて頂くことは、まだまだ若輩者の私にとって大変良い勉強となっている。
 私が、社長様のお話の中で一番感じることは、中小企業の未来は「社長」次第であるということ。「カネ」でもなければ、「ヒト」でもない。根本には必ず「社長」があるということ。中小企業は「社長」によって大きくもなれば、傾きもするものなのだ。
 少し考えればお分かりになるだろう。企業経営の中で全ての権限を握っているのは社長なのだ。社長は資金を握り、従業員の生殺与奪権を握っているのだ。「もっと、資金があればな」とか、「いや、うちは良い人材がいなくてね」などという言い訳は通用しない。資金は作り出すものであるし(何も収入を増やすだけでない、支出を減らすのも立派な資金調達の方法だ)、能力のない従業員を雇ったのも社長なのである。
 今、これをお読みの社長様にはご自身の会社に対する、事業に対する「熱き想い」はおありだろうか?それがなければ、とても従業員などついてこないし、良い取引先もつかない。企業経営を行うならば、従業員を雇うのであれば、自らの経営に対する「熱き想い」を周りに伝え、共に歩いて行く体制を整える必要があろう。そして、それについてこれる人間だけ残れば良い。まずは、社長自身が熱い想いを持って、経営に取り組んで頂きたい。

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